人気ブログランキング | 話題のタグを見る

歯のクリーニングなど

中高の同窓会が数年に一度あって、出たことはないのだが、そのあと、名簿が送られてくる。
全員の住所と氏名。これってすごい個人情報の公開ではないかと、一時思ったこともあるが
そんなにカリカリしなくてもいいのかもしれない。

それに付けられた送り状に、あたりまえのように、「今回の会員何名、逝去会員何名」と書いてあってびっくりした。
まあ、そんな年齢になったのかな、と思ったけど、まるで出席者何名、欠席者何名といった当然の報告のように書くのだもの。
今回の幹事は・・と見たら、昔とても理数系に強かった頭のいい方だったので、もしや、この方の報告になるものか・・・と
思ってしまった。

それに関連して、先日NHKの解説者が、一般向けの座談会で、「広島、長崎のあとには、ああいうことはありませんでしたからね」と言った。これにもぴくっとしてしまった。広島、長崎は、あれだけで、あったら人類の破たんであり、「あのあとないですから、」というような表現はおかしいのではないか。

微妙なデリカシーのなさ、と感じるのはわたしだけだろうか。

先日、テレビの「ボス潜入」で、スーパーに潜入した役員の男性が、客に挨拶して、「ありがとうございますうううう」と語尾を延ばしてお辞儀していた。「あ、やなかんじ、横柄」と感じたら、隣で監督していたベテランのおばさんから、即、「語尾はのばさないっ」と怒られていた。「若者じゃないんだから」と言われていたが、あれは若者言葉ではない、上から目線の、客を軽視したかのように取られるニュアンスだ。
わたしの感じたことを、このベテランおばさんも感じたようで、よかった、と思った。

今日は歯医者のクリーニングであった。これまで、年に二回の歯科医によるクリーニングだったけど、進められてこちらにしたのである。担当の女性がいろいろ話しかけてくるので、それもちょっとわざとらしい話で、疲れた。
「なかすぎさんは、どんな映画が好きですか」と突然聞くので、この人、好きな映画でもあるのか、と思ったが、一応正直に「日本の昔の映画です」といったら、どの俳優が好きかというので、高峰秀子とか・・・と言ったら、「あーあの方は姿勢がぴしっとしてて、きれいだし」というから、「そうなんです」と。

そこまではいい、「確か昔コマーシャルに出てましたよね、上原謙と一緒に」と言うので、あ、この人高峰三枝子と間違えているな、でもめんどくさい、黙ってようかな、と思ったが、つい、「それは、高峰三枝子さんですよね、あの人もきれいだけど」と合わせるように言った。わたしは高峰三枝子さんは、うまいと思うがとくに好きでないし、きれいとか思わないのだけど・・・。

なんで歯のクリーニングで、こちらがしたくもない映画の話をしなければならないのだろう・・・。また、最初にタブレットでクリーニングの効果のビデオを見せられ。「なかすぎさん、感想はどうですか」と聞かれた。

感想ったって、ないよ、と思いながら「そうですねぇ、歯周病は、糖尿やがんに結びつくんですねー」と言った。
クリーニングなら、こちらの歯の状況とかぐらいの話であとはプロフェッショナルで、黙ってやってくれればいいのに、と思った。

話しかけるにしても、客に合わせるのでなく、自分の好みに客をひっぱるタイプの人は本当に疲れる・・・。

それで、その歯科医に入ると、白衣を着た担当が待っていて、二階に案内してくれるのである。そして席には「なかすぎ様ようこそ」と書いたカードが置いてある。個室エステ風なのである。しかし、やってくれる人は、前回もそうだったが、ちょっと田舎ふう(ごめん、自分のことを差し置いて)なのである。う~ん、むずかしいな。
にほんブログ村 名作・なつかし映画
Commented by tihiro58 at 2018-03-19 20:13
わたしはもう同窓会には出席しなくなりました。

自慢話になるのがいやなのです。個人情報の面からもごめんなさいって感じがして。大学も高校も参加していません。それで困ることも特にないので。
Commented by takanak at 2018-03-19 20:32
自慢話・・・そうですよね、そういう感じだと思います。
わたしも一度だけかな、出たのは。あとはうわさで聞くだけです。出なくてどうってことないのです。
好きな人は好きですよね・・・。
by takanak | 2018-03-17 23:14 | 日々の暮らし | Trackback | Comments(2)

海辺の美術館の庭から


by なかすぎこう
カレンダー
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31