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なにをかにを

じぶんがなにほどのものでもないのに
何になりたい、かにになりたい と
あせっていた むかし が ある。

今は、なにほどのものでもない、から
スタートしているので
何ができるか、かにができるか
そんなことを日々考えて暮らしている。

そのほうが落ち着く。

でも、大事なことはしなくちゃね
大事なことは。

# by takanak | 2023-10-29 20:56 | 日々の暮らし | Trackback | Comments(0)

レシート

こんなんじゃ
捨てられるなぁと思い
レシートを見ている
あちこちで 飲んだ
コーヒーのかけら
おいしい とも思うことなく

こんなんじゃ
捨てられるなぁ
だれをも大切にしないから
レシートの山を見ている

こんなことして
こんなことして

アタマをぶるっと振る

# by takanak | 2023-08-21 12:48 | Trackback | Comments(0)

それだけの・・・

子供の頃、
家庭科で
女の子は縫物
男の子は木工という時間があった

おかしいね
今考えると

だけどあの時
そんな型にはまろうと思って
どうせもともと、のこぎりを切るなんてできないし と思い
ふしぎな 縫物の世界に入ったが

あの時の
じぶんを型にはめる 感じが残っている

窮屈な型
それがそういうものだよ、という型 は
人の可能性を遮断する
人を小さくする。

子供のうちに
なんでだかわからないけど
女の子は木工をしないの。
男の子は縫物をしないの

就職するときも
お茶を入れたり 茶碗を洗ったりが女性の仕事で

わたしの可能性が捨てられたことより
自分で自分の アタマ半分を捨てたような気がして

きのう テレビに出ていたひとは
山が好きで
女人禁制の山岳部に無理やり入り
ヒマラヤまで登った

そんな人もいるのだから
けっきよく
私は自らアタマ半分を捨てて仕方なかった
それだけのニンゲンだったな、と思う

# by takanak | 2023-07-20 20:11 | 日々の暮らし | Trackback | Comments(0)

【詩】ディスプレイ

ディスプレイ

知る前の彼は(彼女は)

目の光昏く

宙を見ている

前髪を ちょっと直したりはするが

まるで

息のない壁に向かっているよう。

わたしは不安というより、

とても恥ずかしくなって

彼女の

彼の

こころを叩く

生きて

いますかぁ

すると

白黒画面に

急に血流が流れたように

顔色に明るいピンク色が戻り

あ、Nさん

と はじかれたように呼ぶ。

彼が くっついてきた

彼女が ついてきた

で 安心して

わたしたちは 

いつもの 会話を始める

しんでるいるか

いきているかは

案外

そんなところだけ なのかもしれない。


# by takanak | 2023-06-05 11:49 | Trackback | Comments(0)

休む日

このごろは調子が悪くて、「せめて一個は人のため、になることをしよう」という、その「一個」をすることさえ、力がいるのでできかねている。
いろんなことがあって、体の免疫システムがダウンしているのかもしれない。
ふらり、とどこかにでかけて、街のカフェの隅で本でも読んでいたいと思うが、それすら疲れる感じがする。
運が味方してくれたのか、あるいは体が欲しているのか、たまたま、予定していた生徒さんが都合が悪くなって休みになったり、あるいはわたしが予約をスポッと忘れていてあわててキャンセルしたものもある。
来月のシフトは今までどおりでは、体がもたない。
仕事をしたら、ゆっくり自分に戻る日を一日持たなくては、と思う。

# by takanak | 2023-05-26 09:30 | 日々の暮らし | Trackback | Comments(0)

海辺の美術館の庭から


by なかすぎこう
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