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いい人

よく、「あの人はいい人よ!」という言い方をするとき、どういう人がいい人なのだろうか。

だいたい、心が細やかで 人との交流がそこそこにできて
いっしょにいると うるさく ない。
しかし、「いい人よ」というとき、
おそらく万人向きの「いい人」をイメージしているのだろう。

その人を連れだしてきて会わせると
言われた相手も「そうね、いい人ね」と言ってくれることを予想している。

つまりどこに出しても恥ずかしくない、いい人ということか。

いい人に対しては、こちらもよくあらねばならない、などと会うまでは緊張するが
実際に会うと、いい人はよすぎるくらいいい人で、こちらのアラなど
目に入らないくらい、よい人である。

つまり「風と共に去りぬ」のメラニータイプか。
あるいは、小学校高学年のとき、クラス委員をして、なんでも助けてくれた、風采はちょっと
「ちいさな恋のものがたり」のあののっぽのサリーにそっくりだったAくん、みたいな人か。

彼は十年前のクラス会で、どこぞの会社の支店長になっていたが、花束を持ってきて、担任の先生に
差し出したのである。

あいかわらずの、いい人。

ふと思いついた、こと。

# by takanak | 2019-07-15 09:26 | 日々の暮らし | Trackback | Comments(0)

梅雨

いつも雨
朝も雨
昼もまた
古い建物の
開け放した窓の外をみて先生が

ああ、これは本当に
梅雨らしい梅雨ですね
と言った
顔が半分
雨の光に照らされ
半分翳っている。
私たち体操の生徒も
湿った空気を飲み込み
外を見る
そうだ異常気象なのではなく
梅雨らしい梅雨なのだと。
部屋の中にもしとしとしとしと
静かに音が染み込んでゆく

# by takanak | 2019-07-14 23:09 | Trackback | Comments(0)

セレンディピティ

祈る、ということの効用について、だんだんにわかってきたような気がする。
よく、クリスチャンの人が「あなたのことをお祈りしています」という。

離れていてもいつも思っています・・・とか。
「それがなんの役に立つというのか、とよく思った。とくにまったく知らない人から
「あなたが救われますよう、お祈りします」などと言われたときには。

でもね、この「祈る」といういはば精神統一の作業ってけっこう大切なのではないかと思い始めている。

どのような人に対しても、その人に対してどう接して良いかわからない、不安な時。
覚悟を決めたうえでその人のことを考える。どうしよう、とあれこれ考えるのでなく
「どうにか、なるさ」と神経を集中し、「祈る」のである。

するとなぜか、うまく行くことが多いような気がする。
石ころが、ぼろん、とこちらに落ちてくる、なにか運命の神様みたいなのが、わたしに石ころを振ってくれる。

セレンディピティみたいなものが起こるのである。
こころで、その人とできるだけ(無理でなく)、真向から対峙しようとするのである。
そのことに集中し、あとのことは思考から排除する。
人だけではなく、なにか達成したい物事に対してもあてはまる気がする。


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# by takanak | 2019-07-06 22:48 | 日々の暮らし | Trackback | Comments(0)

エンパシーについて

この国にも、世界にもいろんな事が起きているのに
あまりに関心がなかった。信じられないくらいに。
これはよくないことだと思い立ち、
NHKのニュース、スマホのニュースをざあっと見るようになった。

海の向こうの難民のこと、香港の学生たちの動き、中国政府の圧政、韓国の反日運動・・・。
それから、西日本豪雨の被害のこと。一周年した被災地の様子。

こういったことは、たとえ今は自分につながりがないと思えても、すこし努力してみていると
だんだん皮膚を浸透していくように、なにか感じられる、なにかがじぶんの中にできてくる。

と思っていたら、また偶然のなせる業か、スマホの「らじるらじる」の「著者からの手紙」の番組で
「ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー」(ブレイディ・みかこ著)の著者が話していた。

彼女は「エンパシー」を持つことは努力しないとできないこと、と言っている。
人に共感すること。これには努力が必要だ、という。息子さんは、「人の靴を履いてみること」と言ったというが、
そこまではできないけど、そこまで必要なの、というのはあるが、ともかく努力を続けること。

なにせあたしは、ナチスドイツの支配領域が、フランス、フィンランドにまで及んだことをつい最近まで知らなかったのだ。
テレビでヨーロッパがナチスに支配された領域が真っ赤になっているのを見て、愕然とした・・・。

世界史で習わなかったのか・・・いや、授業はいつも世界史の初めから始まって、せいぜい第一次世界大戦ぐらいまでしか
やらなかったような気がする。そんなこと言い訳にもならないが。

ともかく、エンパシーというのは、もともと備わっているものではなく、努力して育てるものというのが
励みになった。


# by takanak | 2019-07-06 10:07 | 日々の暮らし | Trackback | Comments(0)

傘をわすれて

きょう、また仕事のかえり、カフェで一服。メロンパンをほおばっていたら
隣に座っていたおばあさまが話しかけてきた。

あなたどちらにお住まい?

わたしは真正面を向いてさいごのひとかじりをして、コーヒーの残りをのもうとしていたので
まったく虚をつかれた感じだ。

いま、勤めの帰りなんです、と言ったらちょっとがっかりしたような顔をして
そうなの、勤めているのがいちばんよ、年を取るとあっという間に時がたってしまって
いま主人が要介護1で、腰を痛めて手術をしたら動けなくなってしまったの・・・

と言うので、わたしは話が苦手なので
「そうですね、テレビなんかでも手術をして楽に歩けるようになったなんて話が出てますからね」
と言ったら、がっかりしたような顔をした。

そんなわけでその方はただふんふんと話を聞いてもらいたかったらしいのに、頓珍漢な
答えをしたもので、
「あなたもお忙しいんでしょ、お引止めしてわるかったわね・・」と二度もいい、わたしも
そそくさと席を離れた。

電車に乗って傘を忘れたことに気がついた。
おそらく、あのおばあさまが店に届けてくれたのでは・・・と楽観的に思って
夜遅く店に電話したら、傘はあった。
取りに行く時にどなたか届けてくれた人がいたのか、聞いてみよう。

ごじぶんで「年をとって・・・」と言うけれども
わたしは高齢者と呼ばれる人たちの見方に結構馴染んでしまって

白髪やしわや足が悪いとか、そんなことの奥に
ニンゲンをみること。
若い魂をみること、そんなふうになっているので
つい、友達のように話してしまうので
よくないのかもしれない。

雨が降る。
こちらの地域はじとじとと
止んだり降ったり。
九州のほうはほんとうにたいへんだ。
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# by takanak | 2019-07-02 22:34 | 日々の暮らし | Trackback | Comments(0)
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