人気ブログランキング | 話題のタグを見る

ひとり相撲

高校生の頃、数人の友人たちととある同好会を作った。で、わたしが「会長」だった。
仲の良かった人たち同志だったが、あるとき二人がいさかいをした。

わたしはどちらの側の味方につくこともしたくなかったが
二人が分裂することがいやで あるとき泣いてしまった。

そしたら、いさかいをした一人のAさんが、わたしにくってかかった。
「だってBさんの考え方はこうだから、よくないのに。泣くことないでしょう・・・」と。

つまり、彼女は私がBさんに賛成し、なぜAさんはBさんのことがわからないのとAさんを説得しようとしていると思ったのだ。
わたしは単に二人がけんかをするのがいやで泣いたのに。

そのうちに、ふたりはまた仲良くなった。
分裂に反対して泣いたわたしは何だったのだろう・・・。

こんなことはしょっちゅうある。やたら気を遣うのに、人はそんなことなくって
ひとり相撲して、ただ疲れ果てることが・・・。

性格の癖であろうが、ずいぶんむなしい思いをした。
それなら空の雲でも見ている方がよかった・・・。

にほんブログ村 メンタルヘルスブログ 社会不安障害へ
にほんブログ村
by takanak | 2018-05-07 22:04 | なつかしエッセイ | Trackback | Comments(0)

海辺の美術館の庭から


by なかすぎこう
カレンダー
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31