2018年 05月 07日
ひとり相撲
高校生の頃、数人の友人たちととある同好会を作った。で、わたしが「会長」だった。
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仲の良かった人たち同志だったが、あるとき二人がいさかいをした。
わたしはどちらの側の味方につくこともしたくなかったが
二人が分裂することがいやで あるとき泣いてしまった。
そしたら、いさかいをした一人のAさんが、わたしにくってかかった。
「だってBさんの考え方はこうだから、よくないのに。泣くことないでしょう・・・」と。
つまり、彼女は私がBさんに賛成し、なぜAさんはBさんのことがわからないのとAさんを説得しようとしていると思ったのだ。
わたしは単に二人がけんかをするのがいやで泣いたのに。
そのうちに、ふたりはまた仲良くなった。
分裂に反対して泣いたわたしは何だったのだろう・・・。
こんなことはしょっちゅうある。やたら気を遣うのに、人はそんなことなくって
ひとり相撲して、ただ疲れ果てることが・・・。
性格の癖であろうが、ずいぶんむなしい思いをした。
それなら空の雲でも見ている方がよかった・・・。
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by takanak
| 2018-05-07 22:04
| なつかしエッセイ
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