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Rescue of "Wild Boars"

タイの洞窟から少年たちとサッカーコーチが救出されてよかった!

YouTubeのニュースで追いかけていたが、タイの救出作戦はよくわからないがすごい。
日本であのような事件が起こったら、あれだけの対応ができるのだろうかと思った。

まず、少年たちを発見したのは、ボランティアで洞窟探検をしているという英国人だった。
今回のチームは、外国からの隊員も含まれているが、タイ海軍は、それを受け入れ、ともに救出にあたった。
その際、意思の伝達はどうしたのだろう。タイの隊員は英語ができる者ばかりではないだろう。
災害救出のさいに通訳を使うというのは、往々にして現場の救出ができる者ではないので、難しい。

全体のコーディネートの難しさ。今回、少年たちは鎮静剤が投与されたという。注射したのだろうか。ともかく、彼らは眠った状態で救出された。画像には担架で運ばれる様子が映っている。これは結構最後まで明かされなかったと思う。地上に出たさいは、傘で囲って救急車に運ばれていたから、「なぜ歩かないのかなあ」なんて思っていたが、担架に乗せられて眠っていたのだ。

これは最後の少年たちが救出されたニュースのときに、彼らはsedateされ、ほぼ眠った状態だったと初めて知って、「そうだったのか・・・」と息を呑む思いだった。そうか、それしかなかったのか。

それまでは、ニュースでタイ当局が救出方法と示す絵は、二名のダイバーの中間で少年が泳いでいる姿だった。しかし、誰も潜水体験どころか泳げもしないのだ。

このような災害救出の決め手は、coordinateの力だ。救助隊、医療関係者、工事関係者、政府、そしてボランティア。それらをうまく調整するのは大変だ。外国から支援に来たチームも、つい「お客様」的になってしまう。つまり善意で来てくれても、地元の政府の仕組みも、言葉も、文化も地理も知らないから、その人たちを支援する役人が必要になってしまい、結局余計な仕事が増えてしまう・・・。

地域のボランティアが、救助隊員の食事を作ったりしている様子が映っていた。

これは、救助現場がただ一点のみで広域でなかったからできたのかもしれない。

でもWild Boarsのチームはなんであんな洞窟の奥にまで入ったのかなあ、恐くなかったのかなあ・・・。

by takanak | 2018-07-13 10:52 | 時事なんてね | Trackback | Comments(0)

海辺の美術館の庭から


by なかすぎこう
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