こう・ストーリーズ
2023-10-29T20:56:35+09:00
takanak
海辺の美術館の庭から
Excite Blog
なにをかにを
http://kohnakasug.exblog.jp/241963718/
2023-10-29T20:56:00+09:00
2023-10-29T20:56:35+09:00
2023-10-29T20:56:35+09:00
takanak
日々の暮らし
あせっていた むかし が ある。
今は、なにほどのものでもない、から
スタートしているので
何ができるか、かにができるか
そんなことを日々考えて暮らしている。
そのほうが落ち着く。
でも、大事なことはしなくちゃね
大事なことは。
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レシート
http://kohnakasug.exblog.jp/241904205/
2023-08-21T12:48:00+09:00
2023-08-21T12:48:16+09:00
2023-08-21T12:48:16+09:00
takanak
未分類
レシートを見ている
あちこちで 飲んだ
コーヒーのかけら
おいしい とも思うことなく
こんなんじゃ
捨てられるなぁ
だれをも大切にしないから
と
レシートの山を見ている
こんなことして
こんなことして
アタマをぶるっと振る
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それだけの・・・
http://kohnakasug.exblog.jp/241880663/
2023-07-20T20:11:00+09:00
2023-07-20T20:11:24+09:00
2023-07-20T20:11:24+09:00
takanak
日々の暮らし
女の子は縫物
男の子は木工という時間があった
おかしいね
今考えると
だけどあの時
そんな型にはまろうと思って
どうせもともと、のこぎりを切るなんてできないし と思い
ふしぎな 縫物の世界に入ったが
あの時の
じぶんを型にはめる 感じが残っている
窮屈な型
それがそういうものだよ、という型 は
人の可能性を遮断する
人を小さくする。
子供のうちに
なんでだかわからないけど
女の子は木工をしないの。
男の子は縫物をしないの
就職するときも
お茶を入れたり 茶碗を洗ったりが女性の仕事で
わたしの可能性が捨てられたことより
自分で自分の アタマ半分を捨てたような気がして
きのう テレビに出ていたひとは
山が好きで
女人禁制の山岳部に無理やり入り
ヒマラヤまで登った
そんな人もいるのだから
けっきよく
私は自らアタマ半分を捨てて仕方なかった
それだけのニンゲンだったな、と思う
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【詩】ディスプレイ
http://kohnakasug.exblog.jp/241822044/
2023-06-05T11:49:00+09:00
2023-06-05T11:49:22+09:00
2023-06-05T11:49:22+09:00
takanak
未分類
知る前の彼は(彼女は)目の光昏く宙を見ている前髪を ちょっと直したりはするがまるで息のない壁に向かっているよう。 わたしは不安というより、とても恥ずかしくなって彼女の彼のこころを叩く 生きていますかぁすると白黒画面に急に血流が流れたように顔色に明るいピンク色が戻りあ、Nさんと はじかれたように呼ぶ。 彼が くっついてきた彼女が ついてきた で 安心してわたしたちは いつもの 会話を始める しんでるいるかいきているかは案外そんなところだけ なのかもしれない。]]>
休む日
http://kohnakasug.exblog.jp/241813722/
2023-05-26T09:30:00+09:00
2023-05-26T09:30:24+09:00
2023-05-26T09:30:24+09:00
takanak
日々の暮らし
ふらり、とどこかにでかけて、街のカフェの隅で本でも読んでいたいと思うが、それすら疲れる感じがする。
運が味方してくれたのか、あるいは体が欲しているのか、たまたま、予定していた生徒さんが都合が悪くなって休みになったり、あるいはわたしが予約をスポッと忘れていてあわててキャンセルしたものもある。
来月のシフトは今までどおりでは、体がもたない。
仕事をしたら、ゆっくり自分に戻る日を一日持たなくては、と思う。
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【詩です】息づかい
http://kohnakasug.exblog.jp/241810133/
2023-05-22T00:26:00+09:00
2023-05-22T00:26:42+09:00
2023-05-22T00:26:42+09:00
takanak
未分類
見られることが 多くなった
ふっと頭が飛んで
気になることを思い出し
手が止まっているらしい。
過去百万回しょって
高校生の夕陽の坂にまで遡り
百万回後悔することがあり
それが急に押し寄せるものだから
景色が遠くなり
じっと黙る。
すると店員は
ふくろ、いりますか、これですけどふくろは
と、叩きつけるように大きな手提げ袋を出して見せてくる
ハイ、それでいいです
と遠くなった彼に ぽつりと言う
こんなばかなことを
病院でも
仕事場でも
繰り返し。
ひとから白い目で見られて
なんと気が利かない
いりません、余計な気づかいは
と言うと
それはそれでひとはさあっと逃げてしまう
あと幾年生きるか知らないが
大切な今を
後悔、後悔で使っている
あと、憎しみと。
わたしが思うほど
人は覚えていないのだ
小学生のころの思い出が人には残っていないのだ
わたしほど。
わたしより、ぜんぜん。
と思って本に向かう
だれか
同じような
息づかいをしていたひとが いないかと
探して。
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自分への巻き戻り
http://kohnakasug.exblog.jp/241786668/
2023-04-23T23:13:00+09:00
2023-04-25T14:28:26+09:00
2023-04-23T23:13:50+09:00
takanak
日々の暮らし
じぶんのまき直しというか、静かに自分に戻る時間がない。これがないと、引きずりまわされる感じになる。雑用に。
生徒に教えるのも、じっくり参考書と向き合って、なぜそうなるのか、生徒が疑問に思いそうなところは何か、あるいは自分自身が不思議に思うところはなにか、を理解してからでないと、きちんと教えられない。中学生でも高校生でもそう。
テストだから単語を覚えろ、と言う。
たとえば動詞の活用表。たとえば代名詞の変化表。
ある生徒に、動詞の活用表のパターンの表を作ってあげた。つまり、run ran run とか、catch caught caught, bring brought broughtとか、20ぐらいの単語はパターンで覚えられる。
しかし、塾の担当者は、活用表をアルファベット順に覚えさせろ、と言う。仕方ないので「最初から1列目までね」などと宿題に出すが、発音はわからない、意味もいいから、ともかく覚えろでは、あまりにも可哀そうだ。
次の週、生徒は机にわたしの作ってあげたパターンの表を出す。「これを覚えようとしてきたのかなあ」と思うが、塾の担当者から言われたごとく、「活用表はやってきた?」と聞く。テストする。案の定、全くやってない。
毎時間のノルマがある。とても発音など丁寧にやってられないのである。嘘みたいな話であるが。
だから私はここから去ろうと、別の塾に行くことにした。うまく入れてそこの予定が入ってきた。
そこは、一人の同じ生徒を毎週、持つ。時間も少々長い。生徒の性格も、間違えたところも、よくわかる。でも高校生なので予習をきちんとしないといけない。
そんなふう。だから一日、ぼうっと過ごして、料理したり本を読んだりの時間がない。
まして昨年までやっていた散歩などずっとやっていない。
まずいよなあ、と思う。
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この十年間・・・
http://kohnakasug.exblog.jp/241773386/
2023-04-08T23:34:00+09:00
2023-04-25T14:28:26+09:00
2023-04-08T23:34:36+09:00
takanak
日々の暮らし
今は興味が拡散してしまって、料理は習いに行くし、パステル教室にも行く、体操の会にも行く、詩の教室にも行く、という感じで、あの時と比べると嘘のようだ。
べつに積極的になったわけではなく、もともと関心のあることができるようになった、という感じがする。その間、いろんな人に助けられた。細胞が緩む感じ。だから、おこがましいけれど、少しでもできる範囲で人を助けよう、と思う。できる範囲だけれども。
よく、定年退職したご主人が、することもなく、奥さんのあとに付いて行って行ってばかり。老後になにをしてよいかわからない、友人も気がついたらいない・・・で、うつになると聞くが、まさに当時のわたしもそうだった。市の趣味のグループなどに出ても「なんでこんなお年寄りとやらなくちゃいけないの」と違和感を感じた。
相変わらず、あまり溶け込んではいないが、溶け込み方を知らないだけだから、ともかく関心のある集まりに行くことだと思う。そこで話せる人が出てくると、次第に糸をするするとたぐり寄せるがごとく、いろんなつながりが出てくる。つながりがなくとも、「ああ、こんなことが聞けて面白かった」とか、ほのぼの気分になれるものだ。
それに、十年かかった! 十年。考えてみると、働いていたときに、もうちょっと人に仕事を任せ、楽をして、旅行したりすればよかった・・・。今では体力的に大丈夫だろうか、というのが先に来るからね。
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今読んでいる本「ディディの傘」
http://kohnakasug.exblog.jp/241755229/
2023-03-18T22:53:00+09:00
2023-04-25T14:28:26+09:00
2023-03-18T22:53:01+09:00
takanak
感想
つまり、韓国の若者は、政情不安や、社会の様々な事故などによって、身近に不安を感じている。
大統領の罷免、逮捕、学生運動への警察の取り締まり、安全性の欠如による事故たとえばセウォル号の事故など。
日本は災害の危険に常にさらされているけれど、現代の若者がふつうに生きている時に、このような身の危険をひしひし感じることは、あまりないと思う。
主人公dの恋人ddは、突如バスの事故で亡くなる。乗客のうち、たった一人。
そのことから、自分の間近にいた者が突如消えることの不安というか、不条理が恋人のモノから表現される。
わたしたちもこのような体験をしたときに、悲嘆、絶望を感じるけれど、それを感覚的につきつめた感じだ。
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今、のみ。
http://kohnakasug.exblog.jp/241738233/
2023-02-26T23:46:00+09:00
2023-04-25T14:28:26+09:00
2023-02-26T23:46:14+09:00
takanak
日々の暮らし
わたしはそれ「あんな、暗い顔をしているのかな」と気に病んだが、
今日、その方は「あの絵良かったわよ。上手!」などとほめてくれた。
なにがほんとうだか、わからない。
久々に若い人と食事をしたら、わたしがあまり食べないものだから、相手はお腹がすいていたのだろう、食べほうだいのミニピザを注文して、ハサミで切り、どうぞ、どうぞ、と言う。わたしもすすめられれば暖かくておいしそうなので食べてしまった。またまたピザが来て、すすめられるままにまた、食べた。
わたしは、暖かい飲み物が欲しかったので「コーヒーでも頼もうかしら」と言ったら、「水があるわよ」と言われた。きつい一言で、まあ、この人は若いのだから、とも思ったが嫌な感じがした・・・。
人と食事をするのもやっかいなものだ。
近ごろ、とあるアプリで「荒らし」に遭っている。私の投稿になんでもかんでもdisagreeをつけてくる。
それとは別に、わたしは外国人が「めっちゃ」を言うのが違和感がある、と言ったら、ものすごい反論をしてくる者がいた。反論というより、なんというのか、攻撃だ。ヒトは書く段になると、悪口雑言すごいことを書けるものだ。匿名だからね。そのアプリはもう、やめようと思う。
SNSは別だが、ひとは気分でなんとも言ってくるもの。また、主観も違うし。
プリズムみたいなものだ。こちらから見ると黒く、またあちらから見ると、赤に光る。
いちいち気にしていたら身が持たない。
そのことを思って、「今、なにをしたらいいか」のみを考えることにしよう。
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最近考えたこと、ふたつ。
http://kohnakasug.exblog.jp/241726089/
2023-02-12T16:26:00+09:00
2023-04-25T14:28:26+09:00
2023-02-12T16:26:09+09:00
takanak
日々の暮らし
これって言うは易く行うは難し、である。
しかし、この前の段階というものがある、と思う。
自分を変える前に、自分を見ることである。
たとえば、人から意地悪いことを言われた時に、「なんで私にだけ、ああいう態度を取るのだろう・・・」と思う時、それはその人を「変えたい」と思っているのだ。でも、変えるのは無理。その時に、「自分を変えよう」と思うよりも、まず、自分を見る。
自分に焦点を当てる。そのとき、相手は消えている。
自分を見るだけで、その嫌な気持ちが消えることがある。
この繰り返し。
そのうち、たぶん、自分が少しずつ変わっていくのかもしれない。そしたらそのうち、相手に対する見方も変わるのかもしれない。そしたら、相手に対するこだわりもなくなり、ふっと相手が変わった、と感じられるのかもしれない。
もうひとつ。
一日为师,终身为父
ひとたび師と仰げば、一生自分の父親のように大事にする
という、中国の言葉がある。
これは、深い含蓄のあることばである。考えて見れは人が出会うものは、好きだろうが嫌いだろうが、皆、何かの影響を人に与える。その時、それは師となりうる。
そんな風に思えればいいのかなあ、と思う。
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じぶんの持っていること。
http://kohnakasug.exblog.jp/241701299/
2023-01-12T21:38:00+09:00
2023-04-25T14:28:26+09:00
2023-01-12T21:38:06+09:00
takanak
未分類
人のためになることを、なんて考えているが
人からなにか言われたりされたりすることに疲れ、それが頭にこびりついていたりすると
とても人のために、なんて思えなくなる。
自分を整えること、これが第一だな。
子供の頃から、常に高みを高みをと望み、それが達成できないものだから
人をうらやみ、自分を悔しがり、自分の周りに壁を作り、自分はだめだと
そればかり思ってきた。
最近は、高見を望むことを止めた。
すると楽になった。
わたしは、これだけ。
力もこれだけ。
運命もこんな風。
能力があり、才能に恵まれ、人並みはずれてよい運に巡り合えれば
偉い人、有名な人、幸福だと自分を感じる人 にもなっただろう。
ただ、それはその人。わたしとは別物。
でも、つい、クセで上を見て、うらやましいと思うこともある。
そのたびに、くっとレベルを下げる。
すると楽になる。
そんなことを覚えた。
じぶんの持っていること。
それだけを見つめていると
楽しいことが
つぎつぎと現れて来る。
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いま
http://kohnakasug.exblog.jp/241692084/
2023-01-01T11:43:00+09:00
2023-04-25T14:28:26+09:00
2023-01-01T11:43:28+09:00
takanak
詩です
眼下に古い平屋がありおばあさんが一人で暮らしているすすけた瓦屋根にすずめが止まっているこの家もいつか二階屋となりわたしの視界を遮り青空は見えなくなるのだろう でも、いまは いま。 家計簿に記入する年末の何日かのレシート心をまとめけじめをつける それからわずかばかりの友達に年賀状の返事を書く。 それだけのことでまるで人生のけじめをつけるごとく。 でも 毎朝窓を開けると抜けるような青空で大根の切ったのを干したり遠くの山並みを見つめたり そんなことで生きる空気が入って来る 明日のことを思い煩っても何になろうということで少しばかりの 今永遠の 今を思う]]>
【詩】坂道
http://kohnakasug.exblog.jp/241679735/
2022-12-16T22:33:00+09:00
2023-04-25T14:28:26+09:00
2022-12-16T22:34:00+09:00
takanak
未分類
柿の葉は オレンジで
午後の陽を受け
透明に光っていた。
わたしは坂を下りる
坂には滑り止めの丸い模様がいくつも彫ってある
とおく街々のビルが光り
窓窓の影が私の目を指す
ああ今日も、と思う
ああ今日も なんとか 生きていた
あのビルにも人々が生きて
手をつないで
ごそごそと。
オレンジの葉がすこし風に揺れる
あたしの生などどこ吹く風で
気持ちよくはらはらと。
どうしたって行きなきゃ、と思う
くだらない人生だったかもしれないが
それだって生きなきゃ、と思う
頭の中がすこしカサコソと鳴って
コンクリの街を行く枯葉より軽く
生きなきゃ
生きなきゃ
風が心地よく頬を叩く
最後の日にも きっと
りんごの実を拾い
きっと。
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【詩】目覚め
http://kohnakasug.exblog.jp/241596783/
2022-10-03T07:52:00+09:00
2023-04-25T14:28:26+09:00
2022-10-03T07:52:28+09:00
takanak
未分類
午後の光たゆたい
あぁ生きていた
と思った
生き死にの手術ではないのである
明け方に ふと目覚める程度の
でも、生きていた と思った
生き返るのはきっと こんなもの
詰めていた息を
ふうと吐く
その程度の。
カラカラカラ
遠く車輪の音がして
ベッドが流れて行く
天井が回り
わたしは運ばれてゆく
日常にもどる
もどれないと思ったことはなく
思っても もう じぶんはこの世界には無く
世界が止まる
ふたたび、目を閉じる
ありがたいことなのだそして
ありがたい、というのは
この程度のこと。
午後のひかり揺れる天井
なにも思わず
ふっと
世界に生まれ出た感触
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